高校2年生の学習方針
高校2年生の夏に一番取り組むべきことは、意外かもしれませんが「模試受験」です。少なくとも模試受験を念頭に置いて学習することです。模試を受験する最大のメリットは「志望校との距離を正確につかむことができる」ことだといえます。
少し先の話になりますが、高校3年生の夏になれば、ほとんどの高校で「勉強するのが当たり前の空気」が醸成されます。そして多くの人が「みんなも頑張っているから」という理由で何となく勉強を始めます。1日8時間の学習は苦ではなくなるわけです。
ここで考えてみてほしいのは、周りは誰も勉強していないのに「自分だけ1日8時間の勉強をさせられる」という事態になったとき、耐えられる人はどれくらい居るでしょうか。勉強に限らずどんなことでも周りとの比較で物事を決めているのが私たち人間の自然なあり方です。特に大学受験に向けての受験勉強というのはとても個人差が大きいものです。だから本来であれば他人との比較はあまり意味があるものとはいえないわけです。にも関わらず「自分だけ頑張る」というのは難しいのも事実です。
話が戻りますが、多くの神学校でいつのまにか勉強する空気が支配するわけですが、必ず先頭ランナーが居るわけですね。「あれ?あいつ休み時間に英単語覚えているぞ?」みたいなちょっとした変化から始まり、それが少しずつ伝染していくことになります。
大切なのは、その先頭ランナーになることです。よく言われることですが受験勉強にフライングもスピード違反もないということ。先頭ランナーは、焦っているから走り出すのです。間に合わないと思うから不安なのです。では、その焦りや不安はどこからくるのか。待っていてもやってきません。それは「模試受験」を通じて得られるものなのです。
どんなに忙しくても、あるいは今の力では模試を受けても意味がないなどと思っても、必ず模試を受験してください。それが本当の意味でのスタートです。この夏、大きな飛躍をするためのきっかけにしてください。そして模試を受けるなら、最低でもこれくらいの準備をして臨もうという気概をもって、学習を始めよう。基本事項の再確認、演習による定着、新しい学習内容のインプットなどやるべきことは山ほどあるはずです。
直近の東進模試は8/20(日)ですね!
夏の努力の成果を出し切ってください!!
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